私、熊谷を知るようになったきっかけは何ですか?
奥様:
福祉用具を借りている会社に聞いたところ、いま工事をする大工さんが、病気で入院されて、いらっしゃらないと。
そんなとき、どうしようかな~と思ってたら、ケアマネージャーのⅠさんから紹介がありまして、熊谷さんを知りました。
私を初めて見た時、正直、どんな印象でしたか?
奥様:
最初に来てくださった時に、すんごい感じが良くて。遠くから見えてくださって。すごい和やかな感じでね。お父さんと話す時も、本当に優しそうな。
「助けてもらえるな」っていう印象で。
M様:
私も同じ気持ちです。熊谷さんの人柄の良さが、いちばん大事なとこでね。
どうして手すりの工事を私に依頼しようと思ったのですか?
奥様:
やっぱり熊谷さんの人柄です。
お父さんが下伊那の出身でね。言葉も親しみやすくて、本当にいい感じでした。
「信頼できる」っていう感じがしました。
お風呂場の手すりを付けていただくっていう時に、お風呂場を見てもらって。
背の低い私が「ここらへんまで」とか言った時に、ニコニコと笑ってくださったその感じがね。すごく「頼りになる」っていうかね。「ああ、信頼できる人だ」って思って。
私に依頼するまでに、気になっていたことはなんですか?
M様:
こっちは身体の具合が良くないから、どんな性格の人か、それが一番心配してた。
病院に通ってると、こういう仕事は、つき合いが長くなるんでね。気難しい人だったら、弱るなぁ~と思って。
それからトイレに行く時に、支えがないと。何かにつかまって廊下を歩くようにしないと動けないこと。
奥様:
廊下を歩く時とか、前は四点杖を2本使ってて。ガクンって、折れるもんでね。
膝折れすると、冷や冷やしてました。
M様:
年をとってくると、腰を痛めたり、足を痛めたりするもんで。そういう時も、困るな~と。
私に依頼するまでに、迷ったり、躊躇したことはありましたか?
奥様:
なかったです。
M様:
ないねぇ~。
ケアマネさんやリハビリの方など周りの人も、応援してくれてたしね。
私に依頼する上で、決め手となったことはなんですか?
奥様:
やっぱり人柄ですね。
M様:
仕事の確実さ。もうお願いすりゃあ、みんなやってくれるし。
「ふすまの貼り替えなんて、頼んでも大丈夫かな」と思ったけど、気持ちよく引き受けてくれるもんで。ダメになったじゅうたんを替えるのもお願いできて。
その点は楽だったっていうか。
奥様:
何十年も使ってた、お風呂の換気扇も替えていただいて。
電気屋さんに「よくここまで使いましたね」って言われた。ボロボロになって、汚れもすごかった。「見ますか?」って言われて見たら、本当に汚れていた。「こちらで処分できますけど、どうしますか?」って言われた。
「持って行ってくださると、うれしい」って言ったら持って行ってくれた。置く場所も、処分にも困るし、本当に助かりました。
今回、印象に残ってることは何ですか?
奥様:
手すりを付けたら、廊下が狭くなるかなと思ったけど、かえって豪華っていうかね。すごい見た目もいいというか。
M様:
安心感があります。すぐそばに手すりがあるっていうことが。壁だったら、押さえることできないし、持てないし。
今は持つところがいっぱいあるもの。トイレにも手すりがあるし、お風呂場にもつけてもらったし。
その点は、気分的には楽になったね。精神的な面の方が大きいかね~。
奥様:
安心感ですよね。本当にね。
M様:
グラッとして倒れそうになった時も、あの手すりが支えになって。
奥様:
意思に関係なく、膝がガクンって。でも手すりがあるおかげでね、押さえて。
その時は転ばなかったね。ここで2回転んで。
M様:
ここでな~。持つところがあるから、安心しちゃってね。
いざっていう時、つかまるところがあるんで、いいと思ってるけど。
奥様:
それでも手すりがあるって、ホントに安心感がありますね。
M様:
安心だね。今は夜も、歩行器は使ってないですからね。
奥様:
そこのベッドから、熊谷さんに付けていただいた手すりで、歩いて行けるようになったんです。トイレにも手すりを付けていただいたんで、安心です。
M様:
今は夜中に、トイレに行って、ベッドに戻ってこれるようになりました。行きも帰りも歩行器なしでね。
今回、一番良かったことは何ですか?
M様:
一番が安心感。いろいろ付けてもらったのが、ダメになったことないし。安心なもんで、頼める。それだと思うけどね。
この外の斜めの手すり。これ、ホント使いやすくて、助かってる。よくこの手すり、付けてくれたな~と思って。
奥様:
外の手すりは本当に、お父さん助かってる。
M様:
あの手すり1本だけで、出入りがホント楽なんだ。
リハビリがスムーズにいくようになって。
奥様:
ホントにね、家の中のガラクタを、みんな片付けていただいて。これで主人がリハビリで歩く時も、広々としてね。
M様:
運動用に使ってるから。じゅうたんを替えたあの空いた部屋をね。歩行の訓練は、二部屋使ってる。
リハビリ用に、ちょうどよかった。
奥様:
重いタンスも、みんな動かしてくれてね~、ありがたかったです。
M様:
家の中を片付けてもらったおかげで、何とかやってこれた。
奥様:
ホントに助かりました。
ご家族の方は、何て言ってましたか?
奥様:
「いい方だね。」って。「熊谷さんって、素晴らしい」って。
M様:
こんなふうに、誰にでも人あたり良く接する人って、周りにいないしね。
こんな年寄りに、よくやってくれてる。
奥様:
外の手すりを見て、娘も「ここ、すごいじゃん!」って。
娘たちが、「ここ、便利!」って。玄関じゃなくて、お正月もここから出入りしてるの。
履物がいっぱいになるけどね、こっちから部屋に入って来るの。部屋から孫たちの姿も見えるし。
M様:
玄関を使ってくれなくて。結構、広いのにな。もったいない(笑)
奥様:
一番最後になったら、仕方なく玄関から入るの。靴がいっぱいで。
M様:
娘も孫もみんな靴を脱いで置いたら、履物もすごい量になっちゃうからね(笑)
最後に、あらためて、今、どんなお気持ちですか?
奥様:
安心、安堵。熊谷さんと知り合って、安心したっていうか。
何か困ったことがあったら、「熊谷さんがいる」って。
M様:
なんでもお願いして相談できる、そういう感じがしますね。
奥様:
3月に入院したのをきっかけに、デイサービスは、もうやめて。
主人も訪問リハビリを受けながら、がんばろうかっていうところで。
M様:
家でリハビリできるなんて、これほど一番贅沢なリハビリの仕方は、ないかもしらんけど。訪問リハビリで、自宅に来てくれるから、楽だし。
この家にいるとね、自分の足でトイレ行けるもんで。
病院に入院すると、トイレがまず困るじゃない。この家が一番いい。
奥様:
熊谷さんには親切にしていただいて、ホントにありがたいです。
家に寄ってくださる時にね、熊谷さんの顔を見ると、ホッとします。
熊谷:
今日はお忙しいところ、ありがとうございます。
「熊谷さんの顔を見ると、ホッとします」と言っていただき、とてもうれしいです。
じつは、わたしの方こそ、お二人の笑顔を見て、元気をいただいているんですよ。
「家でリハビリできるなんて、これほど一番贅沢なリハビリはない」「この家が一番いい」と思っていただけて、この仕事をやっていて、本当によかったなぁと痛感しました。
これからもお二人の笑顔のために、精いっぱいお手伝いしていきたいと思います。
ありがとうございました。